日本語で「兵士」・「兵隊」といえば軍隊全体に通用しますが、英語では
それぞれの軍隊にあわせて個別の表現があります。
米陸軍、英陸軍:ソルジャー soldier
米軍愛称:グラント grunts
英軍愛称:スクワッディー squaddie
米海軍:セーラー sailor
米海軍愛称:ブルージャケット bluejacket
英海軍:シーマン seaman(セーラーも可)
英海軍愛称:ジャック、ジャック・タール Jack, Jack Tar
米海兵隊:マリーン Marine(頭文字大文字)
米海兵隊愛称:ジャーヘッド Jarheads
英王立海兵隊:ロイヤル・マリーン Royal Marine
英王立海兵隊愛称:ロイヤルズ Royals、ブートネックス Bootnecks
英米海兵隊共通愛称:レザーネックス leathernecks
米空軍:エアマン airman
英空軍:アイクラフトマン aircraftman
英陸軍航空隊:エアトルーパー airtrooper
注:パイロットと搭乗員は通常、pilotsとaircrewなどと呼称します。aviatorという表現もあります。
州兵と予備役
州兵:ガーズマン guardsmen
予備役:リザービスト reservist
兵科別—
騎兵、機械化騎兵(戦車部隊の一部):トルーパー trooper
戦車兵:タンカー tanker
竜騎兵(跨乗歩兵):ドラグーン dragoon
砲兵:ガンナー gunner
擲弾兵:グレネディア grenadier
戦闘工兵:サッパー sapper
等々……
servicemanという全軍に通用する一般的な表現がありますが、日本語で言
えば「兵員」が最も近いかもしれません。即ち一般論などでは活用できる
方言ですが、軍隊内では決して用いない表現です。
上官が部下たちに呼びかける場合には所属している軍隊にあわせた表現を
用いるのがもっともそれらしい表現になるので可能な限り活用したいです
。
もちろん非軍人が兵士を総てソルジャーかセイラーと呼ぶことは珍しくあ
りません。